第16回ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール～モーツァルト・セミ・ファイナル II

ハンガリーのブダペストで生まれスイスのチューリッヒに没したゲザ・アンダ (1921-1976) は、フルトヴェングラーに「ピアノの吟遊詩人」と讃えられた20世紀の偉大なピアニストのひとりで、1959年からドイツ・グラモフォンの専属として、実用化されたばかりのステレオLPレコードのために数多くの録音を残しました。同コンクールは彼の功績を称えて1979年から3年ごとに開催されているもので、第16回大会は2024年5月30日から6月8日まで36名が参加して行われました。この映像では準決勝進出者 6名のピアニストのうち、北京生まれのダイ・リャン、第17回ショパン国際ピアノコンクールで第3位に入賞したことで知られるケイト・リウ、そしてモスクワ出身のイリヤ・シュムクレルの3名が、それぞれミハイル・プレトニョフの指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏する模様をお届けします。

ソリスト: 

イリヤ・シュムクレル (ピアノ)、ケイト・リウ (ピアノ)、ダイ・リャン (ピアノ)

演奏: 

コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥール

指揮: 

ミハイル・プレトニョフ