ペルトコスキが指揮する香港フィル、ロザコヴィッチを迎えて

ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの後任として2026/2027シーズンから4年間の任期で、香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就くことが決まっているフィンランドの若き巨匠タルモ・ペルトコスキが、第51回シーズンのオープニング・コンサートに登場しました。プログラムの幕開けを飾るのは、幽玄なシベリウスのヴァイオリン協奏曲。ソリストを務めるのはスウェーデン人ヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチで、今回がこのオーケストラとの初共演でした。後半では、演奏会当日の週で記念すべき生誕200周年を迎えたブルックナーの未完の傑作、交響曲第9番をお楽しみください。

ソリスト: 

ダニエル・ロザコヴィッチ (ヴァイオリン)

指揮: 

タルモ・ペルトコスキ