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クラウド・ゲイト・ダンスシアター (雲門舞集) ~放浪者の歌

クラウド・ゲイト・ダンスシアター (雲門舞集) ~放浪者の歌

ダンス

ハーグ1999年

収録日: 1999年1月1日
58分

クラウド・ゲイト・ダンスシアターは、中国語圏で初めてのコンテンポラリー・ダンス・カンパニーとして1973年に台湾で創立。創設者で芸術監督のリン・フアイミン (林懐民) は1947年の生まれで、米国留学時にモダン・ダンスに触発されニューヨークでマーサ・グラハムやマース・カニングハムのもとで学びました。彼の作品はアジアの信仰、神話、民話、美学などからインスピレーションを得たもので、世界のどんなカンパニーにもない、成熟した中国の身体言語を表現するものです。ダンサーたちはその高度な舞踊表現の要求に応えるためにバレエはもちろん、太極導引 (呼吸法に重点を置いた一種の柔軟運動) 、武術、書道などを習得し独自の世界を生み出します。この映像で紹介される1994年初演 (台湾) の作品《放浪者の歌》は仏教とヒンドゥー教の宗教的慣習、稲刈り後の稲で遊ぶことを禁じられた幼少期のフラストレーション、そしてヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』からインスピレーションを得たもので、その世界観を現すためにアジアを遠く越えグルジア (ジョージア) までその音楽を求めています。3.5トンもの煌めく黄金の粒 (稲) を用いた刺激的で静謐な神秘の舞台をお楽しみください。

演奏
ルスタヴィ合唱団