収録時間
70分
メッツマッハーが指揮するヘンツェのレクイエム
コンサート
アルテ・オーパー、フランクフルト
収録日: 1993年2月28日
70分
10代の頃に第二次世界大戦を経験し、戦後に新進作曲家として脚光を浴びるようになったハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、オペラを筆頭に幅広いジャンルで作品を残したドイツの作曲家。彼が1993年に作曲した独創的なレクイエムは、トランペットとピアノそして室内オーケストラのための歌詞を伴わない協奏曲で、それぞれが (ヘンツェ自身の言葉を借りれば) 「病気や死、愛や孤独といった現代人の不安や障害」を表現した作品です。この映像は1999年2月にインゴ・メッツマッハーがアンサンブル・モデルンを指揮し、ピアニスにウエリ・ヴィゲット、トランペット奏者にホーカン・ハーデンベルガーを迎えて行われた、この曲の世界初演の模様です。20世紀の音楽史に刻まれた画期的なコンサートをぜひこの機会にお見逃しなく。
- ソリスト:
- ホーカン・ハーデンベルガー (トランペット)、ウエリ・ヴィゲット (ピアノ)
- 演奏:
- アンサンブル・モデルン
- 指揮:
- インゴ・メッツマッハー