デイヴィッド・ギャレット
ヴァイオリン
1980年にアーヘンで生まれ、4歳でヴァイオリンを始めた。法律家兼弦楽器の骨董商であった父と、元バレリーナの母との間に生まれる。父親ははやくからギャレットの才能に気が付き、熱心に始動した。また、オランダへレッスンに通わせ、早期から専門的な教育を受けさせた。
リューベック音楽大学でザハール・ブロンに師事。1991年にはハンブルクでデビューを果たし、その後ロンドン音楽大学でも学んだ。
14歳の時史上最年少でドイツ・グラモフォンと契約し、デビュー・アルバムをリリース。
17歳の時に活動の地をニューヨークへ移す。ジュリアード音楽学校に入学し、イツァーク・パールマンにヴァイオリンを師事して、音楽学も学んだ。今日では自身で作曲や編曲も行っている。
現在は主にクロスオーバー作品で活動している。2007年に初めてとなるクロスオーバー・アルバム『フリー』を発表。2年後にも第2弾『ロック・プレリュード』をリリースした。このアルバムは驚異的なベスト・セラーを記録し、続くアルバム『ロック・シンフォニー』もドイツとアメリカのクロスオーバー系アルバム・チャートで1位を獲得した。
一方2014年にはズービン・メータ指揮イスラエル・フィルとブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲を録音するなど、その活動は幅広く、カリスマ性と超絶技巧で観客を魅了し続けている。