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オイゲン・ヨッフム

指揮

1902 — 1987
1902年ドイツのバーベンハウゼンで生まれる。合唱指揮者およびオルガニストだった父親に音楽を学んだ。わずか8歳で、日曜ミサでオルガンを演奏していた。 アウグスブルクで学んだあと、ミュンヘン音楽大学に進学。ジークムント・フォン・ハウゼッガーにに指揮を師事する。 1926年にミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー。演奏したブルックナーの交響曲7番は、彼のキャリアを代表する作品となった。 キール歌劇場音楽監督を務めたのち、1931年にベルリン放送交響楽団の首席指揮者に就任。 同じ時期にベルリン・フィルとの共演を重ねるようになり、生涯に渡る密な関係を築いた。またベルリン国立歌劇場とウィーン・フィルへたびたび客演した。 1934年から49年までハンブルク州立歌劇場の音楽総監督を務める。ナチスの圧力に対抗し、ストラヴィンスキーやヒンデミット、バルトークなど、当時禁止された作曲家の作品を多く演奏した。 1949年からはバイエルン放送交響楽団、1961年からはコンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務めた。 多くの録音を残し、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスの交響曲全集、ブルックナーのミサ曲、ギレリスとのブラームスのピアノ協奏曲をはじめ、450にも及ぶ作品を残した。1987年にミュンヘンの郊外で死去。