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ヨハン・ヨハンソン

ヨハン・ヨハンソン

作曲、プロデューサー、ピアノ

1969 — 2018
1969年アイスランド出身。11歳からピアノとトロンボーンを習うが、音楽のレッスンに窮屈さを感じて、放棄。大学では文学と外国語を学んだ。その後インディーズ・バンドへの楽曲提供を10年間続け、生楽器の音をデジタル化して生音と融合させ、斬新な音楽を作り出した。 2002年にはソロのデビュー・アルバム『Englabörn』をリリース。サティやパーセルの影響を受けつつ、電子音楽の要素も織り交ぜた音楽を聞かせた。その後も、2004年の金管アンサンブル、電子ドローン、パーカッションのために書かれた『Virðulegu Forsetar』、オーケストラのための『Fordlândia』(2008年)と『IBM 1401 – A User’s Manual』(2006年) どがある。 映画のサントラも多く、自身とビル・モリソンとの共作による映画『The Miner’s Hymns』のほか、ロウ・イエ監督『二重生活』、ヤーノシュ・サース監督『悪童日記』、マックス・ケストナー監督『Drømme i København (Dreams in Copenhagen)』などを手掛けた。 2006年にアルバム『オルフェ』でドイツ・グラモフォンからデビュー。その他映画『メッセージ』のサントラもリリースしており、ゴールデン・グローブ賞やグラミー賞などにノミネートされた。 2018年2月、ベルリンのアパートで遺体で発見された。享年49歳。