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マルカントワーヌ・シャルパンティエ

マルカントワーヌ・シャルパンティエ

作曲

1634 — 1704
パリで生まれたシャルパンティエの生涯は不明な点が多い。フランス宮廷とほとんど関連を持っていなかったことが原因と考えられる。生誕年は1643年とみられる。 ローマで音楽を勉強したことは明らかであり、3年ないしは5年の間ジャコモ・カリッシミに師事した。フランスに戻ってからは表舞台で活躍するジャン=バティスト・リュリの影で活動していた。そのリュリと作家モリエールが不仲になると、モリエールと共同で作品を生み出すようになる。舞踊喜劇《病は気から》が成功を収めると、その後舞台音楽を多く作曲した。 カンタータ、器楽曲、ディヴェルティスマンなども多く作曲したが、とりわけ宗教音楽で高い評価を受けている。今日ではフランス・バロック音楽の重要な作曲家に位置付けられている。1704年没。