収録時間
104分
ジュリアード弦楽四重奏団が弾く、ヴィトマンとベートーヴェンの邂逅
コンサート
ピエール・ブーレーズ・ザール 2025年
収録日: 2025年1月22日
104分
名門ジュリアード音楽院の教授たちによって1946年に結成されたジュリアード弦楽四重奏団は、80年近くの長きにわたってシーンのトップを走り続ける孤高の存在であり、現在のメンバーも実にニューヨークらしいコスモポリタンな構成によるスーパー・クァルテットです。2023年に (パンデミックによる延期もあって) 5年ぶりの来日ツアーを成功させたのも記憶に新しいところですが、今回はその時と同じプログラムを演奏した最新の映像をお届けします。ベートーヴェン作品の中でもとりわけ美しいとされる弦楽四重奏曲第13番と、それに応えるようにして書かれたドイツの気鋭ヴィトマンによる新作 (※ジュリアード弦楽四重奏団委嘱作品) を対比させ、初演時に終楽章として置かれた「大フーガ」で締めるという趣向は、満を持して披露された日本でも大きな反響を呼びました。約200年の時を超えて伝統 (ベートーヴェン) と革新 (ヴィットマン) がステージで1つになる瞬間をどうかお見逃しなく。
- 演奏:
- ジュリアード弦楽四重奏団