バルモレイ《ザ・ウィンド》

53分

テキサス州西部の広大な土地にあるチャイナティ・アリーナを舞台に、ミニマリスト・グループ「バルモレイ」がドイツ・グラモフォンのレーベルに残した最初の録音『The Wind』のライブ演奏を行いました。彼らの12の曲を、この唯一無二の場所で、味わいつくすことができます。1980年代にアーティストのドナルド・ジャッドが購入し、陸軍基地の体育館として使われていたものを改築したアリーナは、金属的なきしみや震動があり、レコーディングの中で楽器として機能しています。この繊細かつ感動的なプロジェクトは、音楽を演奏する場所の重要性をも語っているのです。

ソリスト: 

クラリス・ジェンセン (チェロ)、アイシャ・バーンズ (ヴァイオリン)、ロブ・マズレク (トランペット)、リリー・クゾー (歌唱)、アーロン・シム (音響効果)、バルモレイ (ギター)、バルモレイ (ピアノ)