ターフェル主演のドニゼッティ《ドン・パスクワーレ》(日本語字幕付き)

133分

ドニゼッティによるオペラ・ブッファ（喜劇的オペラ）の傑作を英国の名門ロイヤル・オペラ・ハウスからお届けします。本公演ではイタリア人演出家ミキエレットが舞台設定を現代に移し、スマートかつ楽しいアプローチでリアルな人間ドラマを描き出すプロダクションが好評を博しました。もちろんピドが指揮する音楽面も充実。タイトル・ロールの、英国ウェールズが誇る至宝ターフェルは同役が初挑戦ながら、比類なき声とカリスマ的な演技力で若い娘との結婚を企てる70歳の資産家（老人なのに過去の想い出に囚われた子どものままの性格）を熱演。これがロイヤル・オペラ・デビューとなったノリーナ役のソプラノ（ロシア出身）ペレチャッコを筆頭に、マラテスタ役の端正なバリトン（オーストリア出身）ウェルバやエルネスト役の若手テノール（ルーマニア出身）ホテアなど、国籍も様々な人気歌手陣による声の饗宴が楽しめます。

ソリスト: 

ブリン・ターフェル (バスバリトン)、マルクス・ヴェルバ (バリトン)、オルガ・ペレチャッコ (ソプラノ)、イオアン・ホテア (テノール)、ブライアン・セコンベ (バス)

演奏: 

コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団

指揮: 

エヴェリーノ・ピド