ヴァルトビューネ 1996～イタリアン・ナイト

ベルリン・フィルが毎年シーズン最後に、スター指揮者を迎えてベルリン郊外の野外音楽堂「ヴァルトビューネ」で開催する恒例のピクニック・コンサート。クラウディオ・アバドが指揮を務めた2003年は、ヴェルディ作品を中心にイタリア・オペラの名場面をお届けします。当日、会場は名歌手3人が揃って登場したことで大いに盛り上がりを見せました。特に《ドン・カルロ》のカルロ（テノール）とロドリーゴ（バリトン）による“友情の二重唱”と、夜の帳がおりる絶好のタイミングで繰り広げられた《オテロ》のデズデーモナ（ソプラノ）とオテロ（テノール）による“愛の二重唱”は必見です。

ソリスト: 

セルゲイ・ラリン (テノール)、ブリン・ターフェル (バスバリトン)、アンジェラ・ゲオルギュー (ソプラノ)

演奏: 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送合唱団

指揮: 

クラウディオ・アバド