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チェチーリア・バルトリ

チェチーリア・バルトリ

メゾソプラノ

1966年ローマに生まれる。9歳の時《トスカ》の羊飼いの少年を歌って初舞台を踏み、その後聖チェチーリア音楽院で学んだ。 イタリアのテレビ出演をきっかけに、オペラ歌手としてのキャリアをスタート。カラヤン、バレンボイム、アーノンクールら著名な指揮者と共演を重ね、レパートリーを広げてきた。 その後20年に渡ってオペラ界を牽引し続けている。オペラ作品への出演、新しいレパートリーを開拓し続けるコンサート、そしてデッカとの専属契約による録音など、すべての活動において世界中の注目を集めている。中でも『ヴィヴァルディ・アルバム』、『グルック;イタリア・アリア集』、『サリエリ・アルバム』などの録音の評価が高く、これまでの録音・録画が、最もよく売れているクラシックの音楽家の一人として知られている。 歌劇のレパートリーでは、特にモーツァルトとロッシーニに定評がある。1998年メトロポリタン歌劇場のデビューでは《フィガロの結婚》のスザンナを歌い、絶賛を受けた。 近年はバロックや初期古典派の演奏にも集中して取り組み、古楽的奏法を取り入れた演奏を行っている。