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サラステが指揮するシベリウスの交響曲第4番

サラステが指揮するシベリウスの交響曲第4番

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

120分

半分は陽光に照らされ、半分が深い陰影に包まれた大渓谷。これは、交響曲第4番を作曲するシベリウスの想像力をかき立てたと言われているイメージのひとつです。指揮者ユッカ=ペッカ・サラステにとって、この作品は「宇宙的な次元」を持つ傑作であり、ヘルシンキでの彼のシベリウス・ツィクルスのクライマックスに最もふさわしいと言えるでしょう。このコンサートでは、クリスティーネ・バラナスが奏でる若きバルトークの抒情的な情熱がほとばしるヴァイオリン協奏曲第1番と、セバスチャン・ファーゲルルンド作曲による、絶えず移り変わる音の雲景画のような《吹きだまり》もお楽しみいただけます。

ソリスト
クリスティーネ・バラナス (ヴァイオリン)
指揮
ユッカ=ペッカ・サラステ