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バーンスタインのマーラー交響曲第7番 (1974年)

バーンスタインのマーラー交響曲第7番 (1974年)

コンサート

ウィーン・フィル

収録日: 1974年10月10日
84分

長い間、マーラーの交響曲第7番は、スタイルと表現の全く異なる領域が混在しているため、最も問題のある作品と考えられてきました。しかし、バーンスタインは、まさにその相反するものの衝突と両極端の緊張に魅了されたのであり、それが作曲家・指揮者としての彼自身の芸術的側面をも決定付けたと言えるでしょう。ウィーン・フィルが奏でる冒頭の陰鬱な雰囲気は他に類を見ないほど優れており、第2楽章〈夜曲〉の詩情や、まるでオペラをほうふつとさせる豊かな響きを持つフィナーレも、息をのむような出来となっています。

演奏
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮
レナード・バーンスタイン

音楽祭&ホール、シリーズ