バイロイト音楽祭2022：ニーベルングの指環 楽劇《ヴァルキューレ》(日本語字幕付き)

234分

パンデミックによる延期を経て満を持して上演された5年ぶりの新演出での“指環”。コロナに罹患したピエタリ・インキネンの代役で指揮台には助手経験のあるコルネリウス・マイスターが登場し、スピード感溢れる演奏を披露。まだ30代あたまの若手ヴァレンティン・シュヴァルツの大胆な読み替えによる演出が、神話の世界を冨と権力の渦巻く家族の物語に再構築し、祝祭劇場に激しいブーイングと嵐のようなセンセーションを巻き起こしました。第1日《ヴァルキューレ》では特に、ジークリンデが舞台に登場した時点で既に妊娠しているという設定が衝撃的です。有名な〈ヴァルキューレの騎行〉の場面も美容整形外科の待合室のような場所で展開されるのでお見逃しなく。

ソリスト: 

クリスタ・マイヤー (メゾソプラノ)、クラウス・フローリアン・フォークト (テノール)、リセ・ダヴィドセン (ソプラノ)、イレイェン・テオリン (ソプラノ)、ケリー・ゴッド (ソプラノ)、ステファニー・ハウツィール (メゾソプラノ)、トマース・コニエチュニー (バスバリトン)、ブリット＝トーネ・ミュラーツ (ソプラノ)、ステファニー・ミュター (ソプラノ)、マリエ・ヘンリエッテ・ラインホルト (メゾソプラノ)、ダニエラ・ケーラー (ソプラノ)、ケイティ・スティーブンソン (メゾソプラノ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト (バス)

演奏: 

バイロイト祝祭管弦楽団

指揮: 

コルネリウス・マイスター