アントネッロ・マナコルダが指揮する《夏の夜 (の夢) 》

85分

かつてマーラー・チェンバー・オーケストラの初代コンサートマスターを務め、ルツェルン祝祭管弦楽団でも副コンサートマスター的存在として活躍していたアントネッロ・マナコルダが、2010年から首席指揮者兼芸術監督を務める室内オーケストラ、カンマーアカデミー・ポツダムを指揮して、定評のあるメンデルスゾーン作品他を演奏します。メインは1843年10月の初演と同じポツダムの新宮殿劇場で披露されるシェイクスピア『夏の夜の夢』の劇付随音楽で、プロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の依頼で作曲されたこの曲は有名な「結婚行進曲」で広く知られています。今回の演奏ではソリストとして迎えたドイツのクリスティアーネ・カルクとトリニダード出身のジャニーヌ・ド・ビケの2人の歌姫 (ソプラノ) による共演も聴きどころのひとつです。ゴーティエの詩集『死の喜劇』の6つの詩にベルリオーズが作曲した、「夏の夜」という名のもうひとつの傑作と共にお楽しみください。

ソリスト: 

クリスティアーネ・カルク (ソプラノ)、ジャニーヌ・ド・ビケ (ソプラノ)

演奏: 

カンマーアカデミー・ポツダム、NDR合唱団

指揮: 

アントネッロ・マナコルダ