収録時間
148分
カラヤン指揮、ポネル演出によるプッチーニ《蝶々夫人》(日本語字幕付き)
オペラ
ウィーン・フィル
収録日: 1974年1月1日
148分
名盤と誉れ高い74年録音のDECCA盤と同じ年に、カラヤン&ウィーン・フィルの“黄金コンビ”で制作したオペラ映画版《蝶々夫人》の極めつけ映像です。鬼才ポネルによって舞台を第一次世界大戦直前の時代に設定され、「西洋から見た日本」というプッチーニの視点をより深掘りしたかのような演出には賛否もありましたが、細部にまでこだわったそのメルヘンチックともいえる独自の美学は後世に語り継ぐべき伝説となっています。もちろんフレーニの蝶々さんと、レコード版でのパヴァロッティからドミンゴに変更されたピンカートンの輝かしい声と表現は素晴らしく、全編にわたって緊張感をみなぎらせたドラマを展開する“黄金コンビ”による演奏を満喫できます。
- ソリスト:
- プラシド・ドミンゴ (テノール)、ミレッラ・フレーニ (ソプラノ)、ロバート・カーンズ (バリトン)、クリスタ・ルートヴィヒ (メゾソプラノ)、ミシェル・セネシャル (テノール)、ジョルジョ・ステンドロ (バリトン)、マリウス・リンツラー (バス)、ハンス・ハイム (バリトン)、エルケ・シャリー (ソプラノ)、マルタ・ハイグル (ソプラノ)、エヴァマリア・フルデス (アルト)、エルナ=マリア・ミュールベルガー (ソプラノ)、ヴォルフガング・シュナイダー (バリトン)、ジークフリート=ルドルフ・フレ-ゼ (バリトン)
- 演奏:
- ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮:
- ヘルベルト・フォン・カラヤン