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カルロス・クライバー、その天賦の才:ベートーヴェン交響曲第4番

カルロス・クライバー、その天賦の才:ベートーヴェン交響曲第4番

コンサート

コンセルトヘボウ管弦楽団

収録日: 1983年1月1日
37分

20世紀の終わり頃には神格化されていた名匠カルロス・クライバーですが、晩年はめったに指揮台に立たなくなり、演奏会の予定が発表されるだけで大きな話題を呼ぶ程でした。残した録音の数も非常に少なく、いずれも今なお最高の名盤として圧倒的な支持を得ています。ベートーヴェンの交響曲第4番も正規盤としてはバイエルン国立管弦楽団との1982年のライヴ音源しかなく、それだけに1983年10月に収録されたこのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との演奏映像は貴重なものです。急速なムードの変化と機知に富んだフレーズを持つこの作品は、クライバーの天才的な指揮の素振りを後世に伝える記録として理想的です。

演奏
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮
カルロス・クライバー