ファビオ・ルイージがスクリャービンの意欲作《プロメテウス》に挑む

ロシアを代表する作曲家のひとりであるアレクサンドル・スクリャービン。彼は神智主義に傾倒し、それを見事に音楽化したともいえる作品、《《プロメテウス - 火の詩》》を1910年に完成させました。「色光ピアノ」の使用など、様々なアイディアが盛り込まれています。DRコンサートホールという美しい環境で、現代の最高のピアニストの一人、ピエール=ロラン・エマールをソリストに迎えた名演をお楽しみいただけます。カップリングはR.シュトラウス《メタモルフォーゼン》とワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》で、それぞれが補完しあうような組み合わせです。

ソリスト: 

ピエール=ロラン・エマール (ピアノ)

演奏: 

デンマーク国立交響楽団、デンマーク国立コンサート合唱団

指揮: 

ファビオ・ルイージ