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ベームが指揮するモーツァルトの《後宮からの誘拐》

ベームが指揮するモーツァルトの《後宮からの誘拐》

オペラ

バイエルン国立歌劇場

収録日: 1980年4月25日
147分

本映像では、1980年にバイエルン国立歌劇場で収録された、カール・ベームが指揮する《後宮からの誘拐》の名演をご覧いただけます。演出のアウグスト・エヴァーディングは、モーツァルトの大衆的な歌劇を陽気な喜歌劇として上演することを目指していますが、作曲家が要求した「深み」を決しておろそかにすることなく、意義深い演出に仕上げています。喜劇的な登場人物は単なる風刺ではなく、その人間性が存分に追求されているといえるでしょう。コンスタンツェ役のグルベローヴァ、ベルモンテ役のアライサ、オスミン役のタルヴェラら豪華キャストの共演は、まさに至極の瞬間を生み出しています。

ソリスト
フランシスコ・アライサ (テノール)、トーマス・ホルツマン (歌唱)、エディタ・グルベローヴァ (ソプラノ)、レリ・グリスト (ソプラノ)、マルッティ・タルヴェラ (バス)、ノルベルト・オルト (テノール)
指揮
カール・ベーム