ティーレマンが指揮するブルックナーの交響曲第9番
コンサート

ティーレマンが指揮するブルックナーの交響曲第9番

シュターツカペレ・ドレスデン

収録日: 2015年5月24日
1分

ブルックナーの交響曲第9番は、ベートーヴェンの”第九”と呼応するように構想され、19世紀で最も権威のあるジャンルへの彼の献身を示す究極的な業績となるはずでした。しかし、交響曲第8番が当初拒絶されたことを皮切りにそれ以前の交響曲の改訂に追われることとなり、最後の大作の完成が妨げられてしまいました。しかしながら、「親愛なる神」に捧げられたこの作品は、たとえ不完全な3楽章の形式であっても、依然として彼の最高傑作であり、ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるバーデン・バーデン祝祭劇場での演奏は、その偉大さをありありと証明しています。

演奏
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮
クリスティアン・ティーレマン

音楽祭&ホール、シリーズ