ショルティが指揮するショスタコーヴィチとチャイコフスキー
コンサート

ショルティが指揮するショスタコーヴィチとチャイコフスキー

ガスタイク・フィルハーモニー

収録日: 1989年12月8日
73分
4K対応

それぞれ力強い”ストーリー”を描く、2つのロシアの交響曲が、ガスタイク・フィルハーモニー (ミュンヘン) でライヴ収録されました。チャイコフスキーの《悲愴》交響曲は、彼が生涯最後に残した傑作であり、その副題が示す通り、豊かなメロディーと悲痛な叫びがほとばしる情感に満ちています。ショスタコーヴィチの第9番は、その対極にあるように思えるかもしれません。明快で遊び心があり、腹黒いユーモアがあふれた作品です。しかし、スターリン時代のロシアでは、それは非常に危険な試みでした。激動の歴史に翻弄されてきたサー・ゲオルグ・ショルティほど、楽曲の核心に直接的に迫る指揮者はいないでしょう。本映像では、ショルティとバイエルン放送交響楽団が一切の妥協のなく音楽に没入する様子をご覧いただけます。

演奏
バイエルン放送交響楽団
指揮
サー・ゲオルグ・ショルティ

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