チェコ・フィルによる「ビロード革命」記念コンサート、パッパーノとヤンセンを迎えて

旧チェコスロバキアの民主化「ビロード革命」を記念する、国民の祝日に開催されるチェコ・フィル伝統のコンサートをドヴォルザーク・ホールからお届けします。今年は、オペラとコンサートの両面で活躍し60代の円熟期を迎えたアントニオ・パッパーノを指揮者に迎え、ブラームスが混声四部合唱とオーケストラのために書いた《哀悼の歌（悲歌）》に始まり、ドヴォルザークがブラームスのハンガリー舞曲集にインスパイアされて作曲したスラヴ舞曲集で終わるプログラム。オランダが誇る傑出したヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンによるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲も目玉です。

ソリスト: 

ジャニーヌ・ヤンセン (ヴァイオリン)

演奏: 

プラハ・フィルハーモニー合唱団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

指揮: 

アントニオ・パッパーノ