ダニール・トリフォノフが《ハンマークラヴィーア》を披露

139分

2024年4月にクラシックの聖地、東京サントリーホールでライヴ収録された映像です。ダニール・トリフォノフは、ピアノ・ソナタの規模と技術的要求に対する当時の常識を覆した革新的な作品である、ベートーヴェンによる1818年の大作ソナタ《ハンマークラヴィーア》を取り上げ、ピアノ・レパートリーにおける究極の挑戦ともいえる刺激的なリサイタルを披露しました。プログラムを彩るのは、フランス・バロックの巨匠ジャン＝フィリップ・ラモーの組曲、広く愛奏されるモーツァルトのピアノ・ソナタK.332、そして、フェリックス・メンデルスゾーンが当時主流だった「華麗な」変奏曲に対抗して1842年に作曲した、ヴィルトゥオーゾ的な《厳格な変奏曲》op. 54です。

ソリスト: 

ダニール・トリフォノフ (ピアノ)