クラウディオ・アバドのベートーヴェン交響曲全集 (第6番)

指揮者のクラウディオ・アバドは、世界中の主要オーケストラで首席指揮者を務め、後進の育成にも熱心に励み、数々の名演を遺しました。そのなかでもベートーヴェンの交響曲全集は特筆すべきものです。ベーレンライター新校訂譜の採用も当時話題となった公演のシリーズから、本映像では「標題音楽」のパイオニア的作品ともいえる第6番《田園》の演奏をご覧いただけます。緻密なアンサンブルによって楽曲に凝らされた様々な“仕掛け”が鮮やかに浮かび上がってくる演奏で、ベートーヴェンが音で描き出した情景を圧倒的スケールでお楽しみいただけます。

演奏: 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮: 

クラウディオ・アバド