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フランシスコ・アライサが歌う《冬の旅》

フランシスコ・アライサが歌う《冬の旅》

コンサート

アルテ・プファル、ヴォルフェック 1993年

収録日: 1993年1月1日
89分

ドイツ南部の町ヴォルフェックに佇む小さな礼拝堂で収録された、シューベルト作曲による連作歌曲の最高峰《冬の旅》のリサイタルをお届けします。歌い手は1950年にメキシコで生まれ、ウィーン国立歌劇場の宮廷歌手も務めたスター・テノール、フランシスコ・アライサ。円熟期へと向かう途中のみずみずしい歌唱と深い表現力に裏打ちされた解釈で、詩人ヴィルヘルム・ミュラーの描いた“恋に破れて”さすらう若者の姿をリアルに浮かび上がらせていきます。ピアノを演奏するジャン・ルメールもアライサとはいくつかの歌曲録音で共演した間柄であり、ここでも驚くほどに息のあったアンサンブルを聴かせてくれます。

ソリスト
フランシスコ・アライサ (テノール)、ジャン・ルメール (ピアノ)